本年もまた桜の季節が来て、読者諸兄には大いにその美しい風景を楽しまれたことと思います。

この時期、鯛の産卵期でもあり、一般的には「桜鯛」などと言われるように卵を抱えた鯛は脂がのって美味しい時期であります。当然、釣り人は我も我もと出かけるわけですが、相手も生き物そうそう簡単には食い込んではくれません。今年は諸兄もお感じになっているように雨が多く、また気温も低いためか例年の様には釣果が上がってこないようです。

写真1

私事ですが、今年例年になく風邪が長引き、3月は一回だけで4月になってからやっと先日12日に行ってきました。釣果は2.8kgの鯛(写真1)が1枚、イサキが2、レンコ鯛が1という散々なもので、この日、乗船した船ではこの1枚だけだったようです。

様々な要因があるようですが、いつもの鯛のポイントであるオモリの他にカド根に全く魚の反応がなく、そのため釣り船がたったひとつののポイントであるオモリに集中し、魚が海上のニギニギしさに神経質になってしまうため、餌に反応してこない、というのがその理由なのだそうです。

写真2

乗っ込み前、2月までは新しいポイントで結構釣れていたようで、1月出かけますと4.1kg(写真2)が上がり、大いに今年の乗っ込みに期待したのですが、3月になってからどうも例年のような状況とは違っているようです。

とはいえ、まだ4月も半分で5月連休明けくらいまで「桜鯛」は楽しめそうですので今後に期待したいと思っています。幸い、長引いた風邪(微熱が長~く続きホント苦しみました)も完全復調しましたので、その分取り戻すべく楽しみたいと思います。

 

OB会員からの最新のお便り