【絵画部門】 灰野秀郎さん

 灰野さんは水彩画を出品され、今回は5回目とのことでした。退職した時に始められた水彩画、ヤマハOB会に所属される上野 博先生(今回も作品展に出品されるご予定)を師とされ、12年、そして、飲んべえだけど、しらふの時もあることを友人に主張するツールにもなっているそうです。

 絵画を始めたきっかけは、長く出来る趣味であること、そして、海外業務の合間の美術館、博物館まわりで多くの作品に出会ったことだそうです。油絵も考えたそうですが、匂いを気にされる奥様への配慮で、水彩画になったとのこと、優しい旦那様です。
 今回の出品作は、MrHの終活ポートレート、紫陽花、プレナム宮殿の3点です。終活ポートレート(右)は上野先生の教室の展覧会へ出した作品で、この作品を見た人、そしてその話を聞いた人達からの強っての要望に答えたということでした。世界遺産のプレナム宮殿は元英国首相のチャーチルの祖父が女王から贈与され、チャーチルが生まれた宮殿ということで、歴史の重みと身分を感じさせられました。
 
 
 廊下などに今回出品以外の作品があり、楽しく拝見させて貰いました。見慣れた景色を水彩画で見るという楽しい経験をさせて貰った「佐鳴湖西岸」(左)、灰野さんが上野先生との思い出深いスケッチ旅行で描いた「カナダ ビクトリアのフェアモント・エンプレス・ホテル」(左下)などが印象に残りました。
 
 OB会員の皆さんへ、出品のお勧めがありました。沢山の人が観に来て、思った以上の大きな反響があるから是非皆さんも出品されたら、とのことでした。
 
 
 ご自宅へ押しかけて撮影させてもらった「佐鳴湖西岸」の写真は、灰野さんの了解を貰って我が家に飾ろうかと思ったりしています。
文: 長谷部 優

 

 
 
 

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